2014年2月28日 ジョン・ボスニッチ(ベオグラード)
[(AIRBUS)スカイマークが日本の国内線で初めて投入するA330型機]
[(AIRBUS)スカイマークA330型機の客室レイアウト]
スカイマークは2月28日、日本の航空会社として初めてA330型機を2機、同時に受領した。最終的には10機が引き渡されるが何れもリース契約。国内空路の主力機としてB767型機から切り替える。路線就航は4月から予定。東京ー福岡線がトップバッターで、後日、羽田ー札幌、那覇の路線にも拡充する。
スカイマークが導入したエアバス広胴型機はA330-300。乗客へゆったりした座席間隔と快適性提供で乗客収容能力は271人乗りに絞った。座席は『グリーン・シート』と名ずけモノクラス配置。
客室乗務員のユニフォームも新機種導入に合わせ乗客へアッピールするデザインに改めた。
LCC(格安航空会社)が日本でも着実に市場占有率を高めている。国内第3位の同航空は全日空、日航に対し低運賃で後発航空企業の不利を克服してきた。日本で初めて世界最大の旅客機、エアバスA380型機も導入、成田ーニューヨークの激戦区に投入、機材面で同一レベルで対抗する戦略と合わせ生き残りを目指す。