Monthly Archives: 6月 2021

エアバス、狭胴型機の需要回復予想でツールース工場を近代化

A320neo

2019年にエアバスは増大する受注量に対処すべく生産設備の近代化と拡大に取組み始めた。しかしその後発生したコロナ・ウイルスの世界的な感染拡大で需要は激減、拡張計画は縮小/再検討を余儀なくされた。しかしウイルスの沈静化の傾向を受けて、エアバスは2022年末までにツールース工場に新たな狭胴型機の生産ライン設置する準備を始めた。(In 2019, Airbus had to plan to expand production capability with modernize its infrastructure, particularly at Toulouse site, to accommodate its huge order backlog. Since then, the corona virus pandemic forced Airbus to pause and reconsider the modernization plane. However, the recent to die-down the pandemic and market recovery now in sight, Airbus is resuming work on a new narrowbody final assembly line in Toulouse is scheduled to be operational by the end of 2022.)

三菱重工、哨戒ヘリコプター「SH-60K(能力向上型)」の飛行試験を開始

SH-60K能力向上型

哨戒ヘリコプター「SH-60K(能力向上型)」は、防衛装備庁との契約に基づき2015年から三菱重工(MHI)名古屋航空宇宙システム製作所小牧南工場で開発している機体で「SH-60L」と名付けられる。「SH-60L」は2001年8月初飛行の哨戒ヘリコプター「SH-60K」を基本にして、搭載システムや飛行性能などの能力向上した機体で、防衛省への納入は今年度末を予定している。搭載システムでは、新しく「マルチスタテイック・ソナーシステム( multi-static sonar system)」、「適応制御ミリ波超高速通信システム(クリック・システム)」が搭載される。
(Antisubmarine-warfare helicopter, SH-60K modernized version the “SH-60L”, a locally developed from U.S. Navy/Sikorsky SH-60B Seahawk, by Mitsubishi heavy Industries has made first flight. SH-60L will equips multi-static sonar system and heigh speed com.click system.)

NASAジェームス・ウエッブ宇宙望遠鏡:JMST

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本稿は菊池真一郎氏の寄稿です。1996年開発が始まったジェームス・ウエッブ宇宙望遠鏡(JWST)の完成が確実となり、本年(2021年)10月31日の打ち上げが発表された。 名前の由来はアポロ計画の基礎を築くなどアメリカの宇宙開発を主導してきたNASA 2代目の長官James E. Webb氏の頭文字をとってつけられたものである。打ち上げはヨーロッパ宇宙機構の「アリアン5」ロケットで、仏領ギアナの宇宙センターから行われる。ウエブ望遠鏡は地球から太陽と反対側に140万km離れたラグランジェ点「L2」に打上げられ、そこで観測を開始する。

ユナイテッド航空、ブームが開発する超音速旅客機15機を発注、さらにオプション35機を追加

UAL

航空輸送の大手「ユナイテッド航空(UAL)」は、6月3日にデンバーのベンチャー企業「ブーム・スーパーソニック(Boom Supersonic)」が開発する超音速旅客機「オーバーチェア(Overture) 」を15機購入する契約を結んだと発表した。2029年から運航開始の予定。実現すれば、英仏共同開発の超音速旅客機「コンコルド」が2003年に退役して以来、25年振りの超音速旅客機の復活となる。(United will purchase 15 of Boom’s “Overture” airliners, once Overture meets United’s demanding safety, operating and sustainability requirements, with an option for 35 more. The aircraft expected to enter airline service in 2029, and will fly sustainable aviation fuel(SAF). Overture is the first airliner in a new era of enduring supersonic flight, since the end of Concorde’s service in 2003.)

令和3年5月、我国周辺における中露両軍の活動と我国/同盟諸国の対応

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令和3年5月、我国周辺における中露両軍、および北朝鮮の活動と、我国および同盟諸国の動きに関し、それぞれの公的部門から多くの発表があった。以下にその項目と内容を紹介する。今月の注目すべきニュースは次の通り;―

① 5月11日〜17日、日米豪仏4カ国軍による陸・海・空合同演習 ② 5月19日米空母「ロナルド・レーガン」空母打撃群は横須賀を出港、アラビア海方面へ ③ 5月3日、中国新空母「山東」が南シナ海で演習(The military threats from Russo-Chines Forces around Japanese Island and Taiwan were reported active. Following three were noteworthy ;- 1.Japan, U.S., Australia and French military conduct joint exercise at Kyushu island and East China Sea on mid. May. 2.USS Ronald Reagan and her Carrier Strike Group departed Yokosuka head for Arabian Sea. 3.China’s 2nd aircraft carrier group lead by Shandong hold first combat exercise in South China Sea.)

「生体肺移植」は本当に希望の光なのか

本稿は木村良一氏の寄稿です。今年4月7日、京都大病院(京都市)が新型コロナに感染した女性患者に対し、生体肺移植の手術を施した。京大病院によると、新型コロナ感染で肺の機能を失った患者への生体肺移植は世界で初めてで、記者会見で執刀医は「重篤な肺障害を起こした患者にとって生体肺移植は希望のある治療法だ」と話していた。