月別: 2017年12月

平成29年を振り返ってー野党共闘の頓挫、民進の枝分かれ ホップ・ステップ・ドホ~ンの小池政局

この1年、ニュースの主役は何といっても小池百合子都知事であった。小池百合子は、昨夏の都知事選で「ホップ」、今夏の都議選で「ステップ」と跳躍したが、ジャンプを目指した今秋の衆議院総選挙では「ドボン」と沈んだ。

中国軍機の動き、我国周辺で益々活発化

H-6K巡航ミサイル搭載

この数日 (17日、18日、20日) 我国周辺で中国軍機の動きが異常に活発化している。注目すべきは18日の対馬海峡通過・日本海での演習、および3ヵ日連続で電子戦機等で宮古海峡を通過した件である。軍事筋では、北朝鮮情勢の緊迫化で我国が防衛力強化に向かうのを牽制し、またいつでも南西諸島を収奪できるぞ、との脅しと受け止めている。

日本航空、超音速旅客機の実用化を目指しブーム社に出資

ブーム超音速機

日本航空(以下JAL)とブーム・テクノロジー(Boom Technology) は、ブームが開発を進めている超音速旅客機による「飛行時間短縮」に共同で挑戦すべく、パートナーシップ関係を締結した(12月5日)。

中国、巡航ミサイル携行のH-6K爆撃機など多数が宮古海峡を通過

12-09 H-6K

我が国のメデイアは、中国軍機の宮古海峡通過について、あまりにも頻繁な飛行のため殆んど取り上げなくなっている。しかし、ここに述べるように事態は沈静化するどころか、昨今の中国軍による威嚇行動は一層高まっている。

防衛省統合幕僚監部の発表によると、この数日H-6K爆撃機を含む多数の中国軍機が相次いで宮古海峡を往復あるいは通過した。

防衛省、平成30年度防衛予算案に「長射程巡航ミサイル3機種の導入」に関わる経費を計上

F-35とJMS

小野寺五典防衛大臣は、12月8日の記者会見で、戦闘機搭載型の敵基地攻撃ができる長射程巡航ミサイルを導入するため、平成30年度防衛予算案に必要諸経費を盛り込む、と発表した。いずれも射程500 kmから1,000 kmの長射程巡航ミサイルのため、発射母機は、敵の防空システムの脅威を受けない遠距離から発射できる。このため母機の安全性が高まる。また、いずれも速度は亜音速だが、ステルス形状のためレーダーに発見されにくく、防空網を突破して目標に接近・着弾し易い。

エアバス「E-Fan X」ハイブリッド・システム、BAe 146リージョナル機で飛行試験を目指す

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将来の電動旅客機の実用化への道筋をつけるため、エアバス、ロールス・ロイスとシーメンスの3社が協力して「E-Fan X」と呼ぶ“ハイブリッド電動推進”システムを搭載した実証機の開発を進めている。

シーラス航空機の単発「ビジョンジェット」、600機+を受注

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シーラス航空機(Cirrus Aircraft)によると、同社が作る「ビジョンジェット(Vision Jet)」は大好評だ。「ビジョンジェット」は単発、5-7人乗りの超小型自家用ジェットだが、すでに600機を超える受注を獲得、この生産に5年掛かるという。

「加計学園問題」疑惑払拭には証人喚問しかない

 衆院選前の10月8日の日曜日、東京・内幸町のプレスセンタービルで行われた日本記者クラブ主催の党首討論会だ。NHKでテレビ中継され、自宅で見ていた。第2部の記者クラブ側の質問とそれに対する8党首の返答に移り、朝日新聞の論説委員が学校法人・加計学園の獣医学部の新設問題についてただした。