月別: 2020年10月

空自、入間基地・航空戦術教導団へ「RC-2」電波情報収集機を配備

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令和2年10月1日(木)、航空自衛隊は、入間基地「航空戦術教導団」に「RC-2」電波情報収集機を配備する式典を挙行した。式典では航空幕僚長の井筒俊司空将から「RC-2」配備の意義の説明があり、これに応える形で航空戦術教導団司令の寺崎隆行空将補が運用に向け要員の養成に万全を期し、早急の戦力化を目指す旨、答申があった。

29SS、3,000 ton 級・新型潜水艦 “たいげい” が進水

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海上自衛隊の最新鋭潜水艦の命名式、進水式が去る10月14日、三菱重工神戸造船所で行われた。命名式で岸信夫防衛大臣が”「たいげい」と命名” と宣言すると、国歌君が代の吹奏と共に日章旗が翻り、続いて進水式に移り軍艦マーチの演奏で乾ドック(神戸造船所No.1 Dock) に海水が注入され、式典が終了した。(The launching ceremony for a Japanese Navy’s new diesel-electric submarine, conducted on October 14, 2020. Scheduled to be commissioned in March 2022, Taigei, means “big Whale”, will be followed by at least two more sister ships. The Taigei, 3000-ton sub., is equipped with improved detectability sonar system, and a lithium-ion battery system that ensure quiet operation and longer submerged endurance.)

水素燃料ガスタービン・エンジン開発の現状

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エンジン・メーカーは、ジェット燃料/ケロシンを水素に変えるための研究を長年続けてきた。ヨーロッパ連合(EU)は、民間航空機から出る排気ガスCO2削減の強化を目指し、水素燃料の実用化研究を促進させている。(Engine manufacturers have long studied hydrogen application as an alternative to carbon-based jet fuel. European Union now led decarbonization from aviation industries, by eliminating the CO2, NOX and other impurities from the engine exhaust.)

令和2年9月、中露両軍の活動と我が国の対応

オーストラリアP-8哨戒機

令和2年9月、我国周辺における中露両軍の活動と、それに対応する我国自衛隊および同盟諸国軍の動きに関し、各國関係部門から多くの発表があった。以下のその項目と内容を列記する。(On September 2020 period, there are many military exercises and threats in the Indo-Pacific region by Chinese and Russian Forces, enforcing there political issues to Japan and allied nations. Matching to the enforcements, U.S.-Japan allied forces have proceeded counter measures in the region.)

この冬、新型コロナとインフルは同時流行するのか

本稿は木村良一氏の寄稿です。インフルエンザと新型コロナとの同時流行がこの冬、懸念されている。

9月25日には菅義偉内閣が発足して初の専門家による分科会が開かれ、田村憲久・厚労相が「秋冬にかけてインフルエンザとの同時流行が心配されている。検査できる体制を都道府県にお願いして整備する」と話していた。新聞の社説やテレビの解説番組も同時流行を心配する。たとえば9月22日付の読売新聞の社説は「インフルの季節 コロナとの同時流行に備えよ」というタイトルで同時流行を心配する記事を掲載している。。