月別: 2015年11月

中国機多数が沖縄本島および宮古島付近で活動

11-27中国機

防衛省統合幕僚監部の発表(27-11-27)によれば、同日、爆撃機編隊を含む中国軍機11機が沖縄本島—宮古島周辺の空域で活発な活動を繰り返した。一部は東シナ海上空を周回し立ち去ったが、多くは沖縄本島—宮古島間を往復飛行した。航空自衛隊では那覇基地から戦闘機を緊急発進させ、領空侵犯の警戒に当たった。

中国海軍とロシア海軍の艦艇、南西諸島海域で相次ぎ不審な行動

情報収集艦東調855

去る11月初旬から中旬に掛け、中国海軍情報収集艦とロシア海軍艦隊が、尖閣諸島南側海域と沖縄本島−宮古島間の海域で不審な行動をしていたことが判った。防衛省は、意図は不明としているが、関係筋は、沖縄本島を含む南西諸島一帯の中国による領有権主張を強め既成事実化を狙う動き、と見て警戒を強めている。

三菱MRJ、証明取得飛行は圧縮して実施、引渡し期日は厳守(改定)

三菱MRJ初飛行

三菱航空機で開発中の「MRJ」リージョナル・ジェットは、予定の4月から半年遅れて11月11日に初飛行した。しかし三菱航空機は、1号機の引渡し期日について既定の2017年6月目標の変更はしない、このため試験飛行を集中的に実施する、と発表した。

ロシア海軍艦艇3隻が宗谷海峡を通過、日本海に入る

11-16ウダロイ級駆逐艦

防衛省統合幕僚監部の発表(27-11-16)によれば、ロシア海軍の ウダロイI級ミサイル駆逐艦1隻、オスカーII級巡航ミサイル原子力潜水艦1隻、およびアムガ級ミサイル補給艦1隻の計3隻が、相次いで宗谷岬北東65 kmの海域を西進、日本海に入った。

民間航空輸送における技術進歩の足跡(その3)

11普通翼対層流翼

(その3)民間航空が始まってから100年になるが、この間で飛行機の進歩は、速度、航続距離、安全性、大きさなど全ての面で著しい進歩を遂げた。これに寄与したのは、構造、流体力学、エンジン、電子システム、などにおける技術革新である。航空輸送業界を今日の世界的規模に押し上げた大きな要因は、これら技術革新と言える。

民間航空輸送における技術進歩の足跡(その2)・改定

6後退翼

(その2)民間航空が始まってから100年になるが、この間で飛行機の進歩は、速度、航続距離、安全性、大きさなど全ての面で著しい進歩を遂げた。これに寄与したのは、構造、流体力学、エンジン、電子システム、などにおける技術革新である。航空輸送業界を今日の世界的規模に押し上げた大きな要因は、これら技術革新と言える。

民間航空輸送における技術進歩の足跡(その1)

1定期航空路線網

民間航空が始まってから100年になるが、この間で飛行機の進歩は、速度、航続距離、安全性、大きさなど全ての面で著しい進歩を遂げた。これに寄与したのは、構造、流体力学、エンジン、電子システム、などにおける技術革新である。航空輸送業界を今日の世界的規模に押し上げた大きな要因は、これら技術革新と言える。

ロシア太平洋艦隊、旗艦を含む艦艇が日本海から対馬海峡を南下

スラバ011

防衛省統合幕僚監部の発表(平成27-11-05)によれば、11月4日(水)午前10時半頃、ロシア太平洋艦隊所属の「スラバ」級ミサイル巡洋艦1隻、「ソブレメンヌイ」級ミサイル駆逐艦1隻、「ボリスチリキン」級補給艦1隻、「イングル」級救難曳船1隻、の合計4隻が、日本海から南下東シナ海に入った。

 医療事故調スタート 制度を見直し大きく育てよう

医療事故調査制度が10月1日からスタートした。死亡事故の原因を調べ上げ、再発防止を目指すのが目的だ。10年以上前からの念願の制度が始まったことは評価できるが、はっきり言って課題の多いシステムである。今後、大小の問題やトラブルが発生するだろう。制度の見直しと改善が求められる。

ロシアTu-142型哨戒機、日本海で米空母ロナルド・レーガンに異常接近

10-27Tu-142

10月27日、統合幕僚監部は日本海で我が国防空識別圏に2機のロシア機が侵入したため空自戦闘機を緊急発進し対応したと発表。同日米第7艦隊司令部は、日本海で演習中の空母ロナルド・レーガンに2機のロシア機が異常接近してきたのでF/A-18E/F戦闘機を緊急発進させ警戒に当たった、と発表した。諸般の経緯から両事件は同一であったと考えられる。