[(Boeing)固定翼と回転翼のハイブリッド機能で戦闘での新時代を切り開いたV22″オスペリー”]
[(Boeing)同上]
[(Boeing)ファントム・バジャー空輸の安全性確認飛行テストに臨むV22″オスペリー”]
[(Boeing)同上]
2014年4月9日(JST.22:40) Aaron Terruli
米海軍は、ボーイングの世界初のチルトローター機、V22『オスペリー』での戦闘支援車両『ファントム・バジャー』空輸を正式に許可した。一連の空輸テストで飛行の安全に支障がない事が証明されたという。ボーイングが4月8日、公表した。新たな戦闘能力付与で同機の作戦行動の選択肢が拡大する。
ボーイングが開発に係わった戦闘支援車両『ファントム・バジャー』はV22『オスペリー』の機内にも素早く収容、空輸可能な特別車両として誕生した。同機だけでなく、C17『グローブマスターⅢ』、C130『ハーキュリーズ』、CH47『チヌーク』でも適合できるという。走行実験では起伏の地形でも9,000㌔以上の耐久性走行に成功。C17型機からの空中投下実験でも無事を確認している。
開発に当たった、ボーイングの特別研究機関『ファントム・ワークス』が、現用車両で困難なミッションにも活用出来る機能の拡大をファントム・バジャーで実現を目指す。