2014年4月15日(JST.21:40) Aaron Terruli
ボーイングがビジネス専用ジェット機の中国市場の将来性に期待している。ビジネス専用機を受け持つ関連会社ボーイング・ビジネス・ジェット(BBJ)のスティーブ・テイラー機長兼社長がABACE(アジアビジネス航空会議兼展示会)で明らかにした。『中国企業の国際的プレゼンスがこの先、顕著になるにつれ、我々に取って中国市場は極めて有望だ』と指摘した。
BBJにとって中国市場の有望さが証明されつつある。昨年のABACE会議以降だけでもBBJ機5機(2機が新造機、残り3機は中古機)の需要があったという。更に中国向けのBBJ3機が完成間近で、1機は最新のBBJ2だと言う。
BBJによると、1996年以降、BBJで市場に参入後、B777、B787、B747-8等のワイド・ボディ型を含め216機を受注。195機が運航中だ。ボーイングはビジネス専用ジェット機の分野で強力なセールス活動を進める。
[(Boeing)ボーイングのビジネス専用ジェット機、BBJ3型]
[(Boeing)デラックス・ホテルも顔負けのB747-8型、社有機の客室]
[(Boeing)同上]