2014年6月11日(JST.16:50) John Bosnitch
エアバスは6月11日、エミレーツ航空がA350XWB型機、70機の発注を取り消したこと確認した。同航空の事業計画のレビューでA350XWB型機が不要になったと見られる。エアバスは、今回のキャンセルについて直接のコメントを出していないが、A350XWB型機の性能等、将来性への揺らぎは一切ない。エミレーツ航空は先に世界最大の旅客機、A380型機50機の追加発注済みで、両社の相互信頼関係に、今後とも変化はない。
[(AIRBUS)エミレーツ航空がA350XWB型、70機を発注した時点でのCG]
エアバスによると、エミレーツ航空は2007年、いち早くA350XWB型機の性能に着目。A350-900型、50機、A350-1000型20機の合計、70機の大量発注をし、同型機開発のの弾みとなった。2019年の路線就航開始予定だった。
A350XWB型機の確定発注機数は、この結果、742機となる。
[(AIRBUS)ライバル機、B787″ドリームライナー”追撃態勢に変化無し]