2014年6月26日(18:40) 小河正義
三菱重工、三菱航空機が開発中の次世代省エネ小型ジェット機、MRJ試験用初号機でエンジン搭載が無事終了した。米P&W社製、PURE POWER PW1200エンジン2基が左右両主翼のパイロン(エンジン懸架装置)と接合を完了した。三菱重工、三菱航空機の両社が6月26日、発表した。
[(三菱重工、三菱航空機)重工名古屋航空宇宙システム小牧南製作所で、MRJ機へのエンジン搭載が完了]
[(三菱重工、三菱航空機)エンジン搭載完了で、MRJ試験機初号機も一層輝きを放つ]
MRJ機に搭載したエンジンはP&Wが開発したPure Power PW1200G。今月半ばから機体への搭載作業を開始。パイロン(エンジン懸架装置)との接合が終了した。同機は試験飛行開始へ、着々と準備が進行中。
機体システムの配線、配管作業を加速させる。
MRJは我が国に航空産業界が初めて挑戦する国産の次世代省エネ小型ジェット機。一刻も早い初飛行を三菱に留まらず、官民双方が待ちわびている。