スカイダイバー等が搭乗の小型機、ポーランド南部で墜落。11人が死亡


2014年7月5日(JST.06:20)                                         John Bosnitch

ポーランド南部でスカイダイーバーなどが搭乗の小型機が墜落、11人が死亡した。現地のメディアが伝えた。事故原因は、『搭乗者が定員オーバーのまま離陸、機体が不安定に陥った』と推測される。

現地のメディアによると、事故が起きたのは7月5日、午後4時20分頃(欧州中部標準時)。ポーランド南部のラドニキ空港を離陸した双発小型機、パイパーPA-31型が同空港から3㌔離れた農村地帯で墜落した。事故機には、スカイダイーバー、タンデム方式で空中降下を経験予定の一般人合計、12人が搭乗していた。現地の救命救急病院当局は、11人の死亡を確認。男性1人(40歳代)が救出されたという。重傷だが生命に別状はない模様。

同機は、スカイダイビング用に改修、定員は最大で10人。搭乗者過剰で、飛行が不安定になった可能性を現地メディアは有力事故原因としてあげている。