2014年7月18日(JST.03:40) John Bosnitch 乗客・乗員298人が搭乗したアムステルダム発クアラルンプール行き、B777-200型機が、7月17日夕、ウクライナ東部で墜落した。露有力メディア、ノーボスチ通信は現地からの情報として報じた。ドネツク市付近で多数の機体の破片や犠牲者と思われる遺体が広範な地域で見つかっている。付近の状況から、生存者の可能性は皆無に近い。 ウクライナの航空管制当局はウクライナ東部の位置通報地点タマク(TAMAK)手前、約56㌔付近高度、高度10,000㍍で東進中、7月17日午後2時15分頃(グリニッジ標準時)突然、航空管制レーダー画面から消失した。乗員からは緊急事態発生の連絡や遭難信号発信も全くなかった。機体の散乱状況から事故は突発的に発生、一瞬にして機体が空中で構造分解する異常な事故の可能性が指摘される。 これ迄の情報では『ウクライナ軍が発射した地対空ミサイル”ブーク(BUK)”で撃墜されたとの見方と、ウクライナ空軍の攻撃機スホーイSu25『フロッグフット』発射、空対空ミサイル』(露メディア)の犠牲になったとの見方も浮上している。 マレーシア航空の情報では該当機はオランダ・アムステルダム・スキポール空港を出発、クアラルンプール行きMH17便、B777-200型(乗客283人、乗員15人)が搭乗。クアラルンプールにはグリニッジ標準時の7月18日午前6時17分、到着予定だった。 [(Sukhoi)ウクライナ空軍が保有するスホーイSu25″フロッグ・フット”]
☆ マレーシア航空は7月18日、午前零時30分、アムステルダム発クアラルンプール行き、MH17便(B777型機)が7月17日、午後2時15分頃(グリニッジ標準時)、ウクライナ東部で消息を絶ったとの第1報を公表した。