ボーイング、低軌道周回衛星投入に再使用型の実験スペースプレーン『XS-1』をDARPA(国防高等技術開発局)に提案へ。


2014年8月5日(JST.09:10)                           Aaron Terruli

ボーイングは低軌道周回衛星投入で、再使用型の実験スペースプレーン『XS-1』型開発計画をこのほど纏めた。過去培った打ち上げシステムと再使用型宇宙船を組み合わせる。DARPA(国防高等研究開発局)が2105年競争入札に提案する。

ボーイングによると、再使用型の実験宇宙船『XS-1』は2つの機能がある。低軌道周回衛星投入と高々度軌道衛星投入に使用する自律型発射装置搭載。有償搭載量は1,961~2,268㌔グラムで。高性能の小型衛星打ち上げが狙い。

衛星打ち上げ費用の高騰が米国防総省の頭痛の種で、継続的な軍事用サテライト 打ち上げの”足かせ”になりかねない。そこでボーイングは、衛星を搭載する宇宙船を繰り返し使用可能な設計にし、再打ち上げに要する時間、経費を大幅削減を目指す。可能なら航空機並み性能とコスト抑制節約型を目標にした。ミニ・スペースシャトルの製造だ。

ボーイングは旧ロックウェル・インターナショナルの統合で、NASA(米航空宇宙局)のスペースシャトル打ち上げ、運用、整備で人材、技術とも経験と実績は豊富。今回纏めた再使用型宇宙船『XS-1』の提案にも自信満々だ。一時、謎の無人輸送船と騒がれた『X-37B』型の㊙実験も、その布石の一環だった可能性に見える。

DARPAは実験宇宙船とデモ飛行用経費にtousyo 、400万㌦を組み、2015年、各メーカーの応札に備える。

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[(Boeing)ボーイングが提案を予定する再使用型宇宙船"XS-1"]

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[(Boeing)重量物を搭載し、宇宙空間を自在に飛行する米空軍の次世代無人宇宙船"X-36B"]