日本飛行機、整備格納庫屋根陥没事故で小野寺防衛相、『かなりの損害』との印象


2014年2月18日    小河正義

神奈川県大和市の日本飛行機、整備格納庫で起きた屋根陥没事故に関連して小野寺五典防衛相は2月18日午前の定例記者会見で『(事故に巻き込まれた定期整備中の海上自衛隊機6機の被害について)写真等からかなりの損害を受けた』との印象を明らかにした。ハンガーが屋根陥没事故で危険な状態で、機体への具体的被害等を把握出来る状況には無いという。部隊の運用に影響は現時点ではないが、事故現場の事態の調査を急ぐ方針。損害への補償問題については言及を避けた。

防衛省の発表では日本飛行機、整備格納庫の屋根陥没事故は2月15日午前5時頃発生。陥没した屋根をハンガー内で整備中の機体の尾翼が突き破っているのが確認出来る。定期整備中の海上自衛隊、対潜哨戒機P3C『オライオン』等6機と米軍機4機が内部に所在した。