[(AIRBUS)南仏ツルーズ工場で開始したA320neo初号機の最終組み立て作業]
[(AIRBUS)A320neo型機の製造計画のあらましと機体性能の特徴]
2014年3月18日(JST.11:30) John Bosnitch
エアバスが次世代エンジン搭載の狭胴型旅客機の覇者として開発を急ぐA320neo型、第一号機の最終組み立て作業が南仏ツールーズのエアバスの拠点工場で始まった。同社がその様子を3月17日、マスコミに公開した。『MSN6101』の番号を付した機体は2014年第4四半期に初飛行を目指す。同社によると製造上の問題点は見当たらず、スケジュール通り作業は進行中。
最終組立てラインでは仏サン・ナゼール工場、独ハンブルク工場で製造した機体の前、後部を接合させるのが最大の仕事だ。その後、主翼取り付けに入る。約1ヶ月で全工程を完了の予定。初号機の引き渡しは2015年第4四半期。ライバル機のB737MAXシリーズが懸命に追い上げを諮っているが、エアバスによると市場占有率で6対4とボーイングに勝っている。