2014年4月12日(JST.13:45) Aaron Terruli
米海軍の次世代空母艦載機技術に繋がる、無人戦闘デモ機『X-47B』を開発したノースロップ-グラマン・チームに2013年『コリアー・トロフィー』の授与が決まった。同社がこのほど選定に当たった『ANA(全米航空宇宙技術協会』の最終選考結果として明らかにした。同賞は航空宇宙技術部門で年間最高の栄誉を称える”グランプリ”だ。
『X-47B』は5月14日、航空母艦『ジョージ・H・W・ブッシュ』のカタパルトを利用してで発艦に成功。3日後には同艦で『タッチ&ゴー(着艦復航)』も見事、やり遂げた。いずれも操縦は自律航法の完全無人操縦。機体の外形は無尾翼。ステルス爆撃機B2『スピリッツ』で築き上げたノースロップ-グラマンのテクノロジーの成果が読みとれる。授賞式は5月29日、ワシントン郊外、アーリントンの式場で行なわれる。
[(Northrop-Grumman)世界をアッと言わせた米海軍向けノースロップ・グラマン”X47B”、無人無尾翼機の空母発着艦風景]