2014年6月9日(JST.23:50) John Bosnitch
米空軍が、欧州での軍事演習にB2『スピリッツ』ステルス爆撃機を新たに投入した。その間、在欧州米軍司令部(USEUCOM)の指揮下に入る。米空軍が6月9日迄に公表した。同型機2機が英国のフェイフォード米軍機基地に到着。先行派遣されたB52H戦略爆撃機3機と共に演習に加わる。
[(US AIR FORCE)フェアフォード基地に着陸したB2″スピリッツ”]
B2ステルス爆撃の海外派遣は、米国の軍事プレゼンスの示威。今回はウクライナ情勢の早期沈静化、NATOメンバーとなったポーランド等旧東欧諸国への支援意思と対ロシアへの新たな軍事行動への牽制だ。ホワイトハウスの意向を反映している、
[(Northrop-Grumann)無敵の忍者爆撃機B2]
一方、ロシア側は米軍のこうした欧州での積極的な動きに、警戒感をのぞかせている。しかし、『新たな冷戦復活には至らない』(モスクワの外交消息筋)と観測している。