ボーイング、海水利用で砂漠で育成可能なバイオ燃料に関心


ーUAE(アラブ首長国連邦)の研究機関と、再生バイオ燃料システム構築へ前進ー

2014年1月23日  マーク・デブリン(米フロリダ州マイアミ)

ボーイングが、海水利用で砂漠で育成可能なバイオ燃料の大量生産に関心寄せている。UAE(アラブ首長国連邦)を構成するアブダビの研究機関が開発中の植物で、実用化すれば地球規模での再生可能なバイオ燃料供給システムが構築され、化石燃料枯渇後のジェット燃料などの最有力供給源となる。

ボーイングは研究成果を睨んでアブダビ機関、エチハド航空等と連携する事を決めバイオ燃料生産分野でイニシアティブを取りたいところだ。

アブダビのマスダール科学技術研究所(SBRC)が開発中のバイオ燃料の元になる植物は『Halophyte seeds』。海水で種を育て、砂漠で大量生産が可能と言われる。ボーイングはこのほどこの植物の育成栽培方法の様子をCGで初公開した。

????????????

K66050-1_sm

[(Boeing)海水と砂漠地帯を活用したバイオ燃料大量生産システム]

地球の8割は海洋が占め、砂漠地帯は広大な地域が全く手ずかず。アブダビでの研究が今後、実用化に届けば人類にとって朗報だ。

 

以上