2014年2月18日 小河正義 第55次南極観測隊に協力して南極で行動中の海上自衛隊砕氷艦『しらせ』(12,650㌧,艦長:日高孝次・一等海佐)が暗礁に乗り上げ一時、立ち往生したが、2月18日午後1時19分(日本時間)、離礁作業に成功した。防衛省が発表した。搭乗していた観測隊員、乗組員は全員無事で、今後の航海にも支障はない。 砕氷艦『しらせ』は2月16日午後、昭和基地から北東300㌔離れた地点で暗礁に乗り上げ、1回目の離礁がうまくいかず現場海域の氷海で足止めを食っていた。船底に浸水が認められたが二重底の頑健な船体構造で航海継続は可能という。暗礁からの脱出成功で一安心するとともに、今後の無事な航海を祈りたい。
[(海上自衛隊)南極昭和基地の位置]
[(海上自衛隊)砕氷艦”しらせ”の航海スケジュール]