露空軍の新型、長距離戦略爆撃機の配備開始、2023年が目標


2014年5月26日(JST.  13:17 )                          John Bosnitch

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[(PRESIDENT OF RUSSIA )ビクトリーデーにモスクワ赤の広場上空を飛行すトゥポレフTu95″ベア” 爆撃機]

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[(US AIR FORCE)米戦略爆撃機の象徴、B52H”ストラト・フォートレス”]

露空軍の次世代長距離戦略爆撃機(PAK DA)の開発スケジュールが確定した。2023年に第1号機を受け取る。露空軍総司令官、ビクトル・ボンダレーエフ空軍中将がこのほど明らかにした。製造はボルガ河沿いのカザンにあるUAC(ロシア航空機製造合同複合体)のKAPOに決まった。設計は、トゥポレフ設計局がまかされる。コンテストでライバルに勝るコンセプトを提出したという。

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[(MOD RF)ビクトル・ボンダレーエフ露空軍総司令官]

それによると、次世代長距離爆撃機(PAK DA)は形状が全翼式の亜音速機。一見、米空軍のステルス爆撃機、ノースロップーグラマンB2『スピリット』に酷似している印象。おそらくステルス性能を追究すると最終解はそれほど違わない。

実戦段階でも、搭載アビオニクス、コンピューターをフル活用し、堅固な敵の目標を確実に撃破する攻撃力が付与される。当然精密誘導兵器、核の搭載能力が不可欠。

プーチン大統領も次世代長距離戦略爆撃機開発着手を承認している。UACのミハイル・ボゴジアン社長は『過去数年間、基礎研究を進めてきた。本格的設計の準備はできている』。

露空軍の長距離戦略爆撃機の現有勢力は、老朽化目立ってきたトゥポレフTu95『ベア』が63機。可変後退翼構造のマッハ2級爆撃機、トゥポレフTu160『ブラックジャック』13機からなる。

予定通り計画が侵攻すれば、PAK DAがこれらの後継機として露空軍の核報復力の主柱となる。次世代戦略爆撃機もロシアは有人機方式を堅持する。

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[(US AIR FORCE) 米空軍の絶対的兵器、ステルス爆撃機,B2″スピリット”]

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[(MOD RF)可変翼超音速中距離爆撃機”バックファイヤー”]

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[(MOD RF)米空軍のB1、B2戦略爆撃機のライバル、トゥポレフTu160″ブラックジャック”可変後退翼超音速爆撃機]