『常軌をを逸した近接(飛行)』。小野寺防衛相、自衛隊機への異常接近を痛罵


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[(Wikipedeia)自衛隊機に異常接近したスホーイSu-27″フランカー”と同型の中国空軍のJ-11]

2014年5月25日(JST.14:25)                     小河正義

中国空軍の主力戦闘機スホーイSu-27『フランカー』(J-11)が東シナ海の公海上空で、自衛隊機2機に相次いで異常接近した問題で、小野寺五典防衛相は5月25日午前10時半、省内で緊急記者会見し『常軌を逸した近接』と中国側を最大級の表現で非難した。更に自衛隊機が撮影した該当機が『(空対空)ミサイルを携行していた』と指摘。自衛隊機の乗員は『(当時)緊張感を持って対応した』情勢が緊迫していた事実を示唆した。

今後、自衛隊機が公海上で、情報収集活動に当たることについて国際法規に則った行為で違法性無しとの見解を示し、今後とも同種の飛行継続を通じ、警戒監視に手抜きがないよう万全を尽くす決意を表明した。

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[(海上自衛隊岩国基地HP)中国空軍Su-27の異常接近を受けたOP-3C画像情報収集機]

☆2014年5月25日(JST.18:30)                         John Bosnitch

自衛隊機に対する中国空軍の異常接近行動について、中国国防部・報道局は直ちに反論する声明を発表。『自衛隊機が東シナ海の防空識別圏に押し入り、中露海軍合同軍事演習(海上連合2014)に対し偵察と妨害を行った』と非難。一切の偵察、妨害の停止を求めると逆襲にでた。今後、起きるであろう同種事件の責任は日本側にあるとひらきなおった。外交ルートでの厳重抗議を行うとしている。

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[(防衛省)中国が一方的に設定したADIZ(防空識別圏)]