2014年6月12日(09:05) Aaron Terruli
ボーイングの個人、企業向け専用機の売れ行きが好調だ。同社の関連部門、BBJ(ボーイング・ビジネス・ジェット)は6月10日、BBJ777-300ERを受注したと発表した。顧客名は非公表。ボーイングは機種の多様性でこの分野でトップの座を占めている。BBJは、1996年創立以降、合計217機を受注、引き渡し数は195機に上る。
[(Boeing)個人、企業向けの専用機、BBJ777-300ER]
BBJによると、広胴型(客室内の通路が2本)機の売り込み成功は、今年で2件目。同社のスティーブ・テイラー社長は『顧客のワイド・ボディ機種への関心は高い。キャビンの快適性(338平方メートル)、長距離航続性能(17,075㌔の無着陸飛行)など肩を並べるライバル機はない』。
BBJが売り込む機種はBBJ、BBJ-2、BBJ-3、次世代省エネ狭胴機、737MAX 、767、747-8、777、787ーと多様の選択肢がある。
BBJは機体を提供、客室の内装は顧客の個人、企業の好みに任せている。
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