2014年6月15日(JST.0920) John Bosnitch 原子力空母、『ジョージ・W・H・ブッシュ』(約93,000㌧)を中核にした米海軍機動部隊がペルシャ湾に展開した。チャック・ヘーゲル国防長官が指示した。イラク情勢が急迫する中で、在留米国人の生命、財産が危機に瀕すれば、オバマ大統領の決断を待って軍事介入する。 [(S NAVY)ペルシャ湾に展開した原子力空母”ジョージ・ブッシュ”] [(US NAVY)空母に随伴するミサイル・イージス巡洋艦”フィリピン・シー”]
[(US NAVY)ミサイル・イージス駆逐艦”トラックストン”] 原子力空母のペルシャ湾展開は6月14日、夕迄に完了。大統領の命令一下、ジョナサン・グリナート海軍作戦部長の軍事行動オプションに様々な手が打てる。原子力空母の護衛で、ミサイル・イージス巡洋艦『フィリピン・シー』(約、11,000㌧)、ミサイル・イージス駆逐艦『トラックスタン』(約、,300㌧)が同行した。F18『スーパー・ホーネット』の艦載攻撃機部隊、トマホーク巡航ミサイル等、抑止戦力 強力だ。 イラクではマリキ政権に対し不満を募らせる勢力をバックに反政府テロ組織、アルカイダ系のグループが北部の油田地帯を征圧。首都バグダット包囲の勢い。すでにイラク情勢の混沌で原油輸出の機能に影響が出て、石油価格の急騰が懸念される。