2014年7月19日(JST.15:10) John Bosnitch インターネットが航空事故報道に革命をもたらした。関係航空会社、政府関係機関の第一報を待つまでもなく該当航空機に運航上の”異変”が起きた事を、リアルタイムで情報にアクセスできる。2つの航空情報専門サイトがそれだ。『Flight Aware』(航空便リアルタイム追跡)。『Flihgt Radar 24』。検索は簡単で、アドレスにアクセスすればすぐさま現在の飛行状況が現れる。『Flight Aware』は出発空港から到着空港迄の飛行ルート、現在地点はむろん出発時刻、到着予定時刻に加え、関連グラフで飛行高度、対地速度も判る仕組み。航空会社や関連政府機関がこぞってチェックしている。 今ひとつが『Flight Radar 24』、地球規模で一瞥できる全体の飛行状況をしらせてくれる。地域ごとのズーム・アップも可能で飛行便名等のタグがついたミニ飛行機のマークが時々刻々、移動しているのが手に取るように理解できる。 相次ぐマレーシア航空機の悲劇的事故でも貴重な情報を無料で提供している。朝夕刊しか伝達手段の無い新聞は情報の鮮度で歯が立たず、速報性が自慢のTV局も追いつけない。 インターネットの止まる事を知らぬ技術革新はマスコミの航空事故報道に明らかな革命をもたらしている。 [(Flight Aware)マレーシア航空、MH17便、B777-200型機撃墜事件の直前の飛行ルートを知らせたFliht Aware]