[(AIRBUS)実証飛行開始で仏ツールーズ空港を離陸するエアバスA350XWB型機]
[(AIRBUS)実証飛行でフライト予定の路線。14空港で勇姿を見せる]
2014年7月25日(JST.14:20) John Bosnitch
エアバスの次世代省エネ広胴型、A350XWB機の”実証飛行”が始った。『型式証明』取得のための最後の関門。客室は商業運航時と同様の座席配置。北極圏飛行、長大ルートの直行フライト等、就航開始後のすべての飛行環境に対応可能な事を証明する。
実証飛行に使用したのはA350XWB型MSN5号機。7月24日、同機の生誕地、南仏ツールーズ空港を離陸した。実証飛行ルートは上記の図面通り。着陸予定空港は5大陸の主要空港、14カ所が組み込まれている。
型式証明の最後の関門で、EASA(欧州飛行安全庁)で飛行審査官を務めるパイロットも搭乗。全ルートの飛行の状況をつぶさにチェックする。
MSN5号機はビジネスクラス42席、エコノミークラス223席のレイアウト。
型式証明は2014年第3四半期、交付を受ける予定。
[(AIRBUS)尾翼の特別ロゴ塗装が目立つ]