アルジェリア航空機事故原因究明で、『BEA(仏航空機事故調査委員会)』が事故現場入り。『FDR(飛行記録計)』は仏で解析。(No6:アルジェリア航空機事故)


2104年7月28日(JST.21:30)                            John Bosnitch

乗客乗員116人を乗せ西アフリカの砂漠地帯で墜落したアルジェリア航空、マクダネル・ダグラスMD83型事故で仏政府の航空事故調査委員会(BEA)が、7月27日現地入り、原因究明の証拠物回収を始めた。”ブラックボックス”はFDR(飛行記録計)、CVR(音声記録計)の2種類とも発見済み。比較的良好な状態と言う。このうち、解析機が必要なFDRについては仏へ空輸し、BEAに関連研究ラボが解析に当たる。

事故機が地上との交信を絶った前後、墜落現場上空で発達した積乱雲が観測され、強烈な閃光発生を米国の気象衛星が捉えていた。FDR,CVRの解析結果とつきあわすと、事故原因の真相に相当程度肉薄できそうだと航空関係社者は見る。

フランスはブルキナ・ファソ、マリ、アルジェリア3ヶ国の旧宗主国。

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[(BEA)事故原因究明の先頭に立つBEA(仏航空事故調査委員会)]