2014年8月25日(23:40) Aaron Terruli
シンガポールの有力航空機リース企業、『BOC Aviation』が大量のボーイング製旅客機の発注に踏み切った。ボーイングが8月25日、公表した。それによると契約総額は82機、88億㌦(公表機体価格換算)に達し、BOC創立以来最大の単独契約。大半がB737ファミリーで次世代機、MAXシリーズが6割強。ライバル、エアバスのA320neoシリーズとの競合は夏休み休暇明け後、ヒートアップしそう。
発表によると、『BOC Aviation』からの確定発注はB737MAX型50機の他、B737NG、30機に加えB777-300ER型、2機となっている。同社は、省エネ単通路機材として、2006年、B737NGシリーズを50機発注。顧客のニーズに応じ、今回、更に次世代シリーズを含むB737型機の増強を決断したという。
ボーイング製新造機の大量導入でBOC保有の機体年齢は4年以下で、”若鮎”の機体が提供でき、ビジネスの拡大に繋がるとしている。
会社創立から20年が経過したBOCに取って過去最大の単独契約だ。
[(Boeing)BOC Aviationが確定は注した3機種]