2013-11-10 航空評論家 小河正義
国内、国際線で航空旅客から圧倒的支持を得た”ハイテク・ジャンボ機”、ボーイング747-400型機が、大阪・伊丹空港での最後の勇姿をお披露目する。全日空が同型機、退役記念プロモーションの一環として、2014年1月14日、開催することが決まった。同型機は来年3月30~31日にかけ羽田ー福岡、千歳、沖縄の3路それぞれ1往復、定期便として最後の運航も決定した。
大阪・伊丹空港では騒音対策で2006年4月からハイテクジャンボ機の発着が閉め出された。しかし、同機は1990年代半ばから2000年はじめ、ライバル機のエアバスA380型機が登場するまで『成層圏の女王』の座に君臨。航空旅客、航空会社の圧倒的人気を博した。
今回の大阪・伊丹空港の再デビューは大阪空港支店社員一同の発案で実現したという。利用者や周辺住民への感謝を込め、当日は同型機の遊覧飛行、機体見学会など盛りだくさんのをイベントがある。