2014年3月17日(JST.15:00) 小河正義
2014-03-17 Revised
防衛省統合幕僚監部は3月17日、ミサイル駆逐艦など3隻の露海軍艦艇が対馬海峡を通過して東シナ海方面へ南下したのを確認したと公表した。
それによると、露海軍の動きを探知したのは3月16日、午前3時頃。上対馬の北東約170㌔の日本海西部。同艦艇はその後、南西進、対馬海峡を通過、東シナ海方面に向かったという。
当時、該当海域を警戒監視中の海上自衛隊、対潜哨戒機P3C『オライオン』(第4航空群、厚木)とイージス護衛艦『こんごう』(7,250㌧)=第5護衛隊、佐世保=が発見、追尾した模様だ。
露海軍の3隻の艦艇は『ウダロイⅠ級』ミサイル駆逐艦、『ドブナ級』補給艦、『イングル級』救難曳船各1隻と判明した。
補給艦を随伴しているため長距離航海途上と見られるが目的地等は不明。
[(海上自衛隊)イージス護衛艦”こんごう”]
図:(防衛省)3月16日午前3時頃の撮影のため暗い。ウダロイIミサイル駆逐艦。
図:(防衛省)同じくドウブナ級補給艦。
図:(防衛省) 同じくイングル級救難曳船。