[(AIRBUS)ライオン・エアーが昨春、234機のエアバスA320型ファミリーを大量発注]
[(AIRBUS)ライオン・エアーのA320型シリーズ、大量発注を祝う式典がツールーズのエアバス工場で挙行]
[(AIRBUS)仏大統領も同席したエリゼー宮殿でのライオン・エアー、エアバス両社首脳の正式契約式]
2014年3月19日(JST.12:05) John Bosnitch
エアバスは、急成長を続けるインドネシア最大の航空企業グループ、『ライオン・グループ』と飛行訓練業務で提携する事を決定した。両社が3月17日、正式発表した。提携では飛行アカデミーの開設で訓練の内容をトップクラスに格上げし、欧州での航空安全審査を一括監督するEASA(欧州飛行安全庁)の基準に合致する仕組みにする。
両社が合意したパイロット養成の飛行訓練施設は西ジャワ島のシレボンに設置。『アングカサ航空アカデミー』の名称となる。
設置される飛行シュミレーターは21台と大規模。エアバスは訓練のシラバス、訓練用の教材、資料等側面から支援体制を敷く。業務に関与する社員も現地へ派遣。契約期間中、同アカデミーに駐在させる。
ライオン・エアーは2013年3月、次世代省エネエンジン搭載のA320neo109機、同A321neo65機、在来エンジン仕様のA320ceo60機の合計234機に上るA320型ファミリーを発注し、航空界をアッと言わせた。