マレーシア航空、B777型機の直接事故原因はミサイル爆発で生じた機体の大規模急減圧。


2014年7月28日(JST.23:55)                                John Bosnitch

乗員乗客298人が犠牲となったマレーシア航空、B777型機撃墜事件の、事故の直接原因が、7月28日、判明した。ウクライナ政府の『National Security & Defense Committee(国家安全保障防衛委員会)』によると『ミサイルの爆発で生じた、多数の破片が機体で爆発的な”急減圧”を生じさせた』という。英国での事故機のFDR(飛行記録計)の解読結果のコピーが届きわかった。高度9,900㍍を飛行中、一気に真空状態に曝されると乗客乗員の生命はひとたまりも無い。機内は一瞬のうちに修羅場に叩き込まれたと見ていい。

この情報は同委員会のアンドレイ・ルイセンコ大佐が明きらかにしたとウクライナのメディア『キエフポスト』が報じた。

それによるとミサイルの爆発で無数の破片が機体に突き刺さり、多数の穴からどっと客室内の空気が外部へ流失したと見られるという。真空に近い外部と高度3,600㍍付近の気圧を保つ機内から、気圧差で空気は爆発的スピードで放出される。緊急時の酸素マスク装着も間に合わなかったに違いない。乗客乗員は極めて短時間で死に追いやられたと見られる。ミサイルが撃墜事件の原因と証拠で特定されたのはこれがはじめて。

米国は オバマ大統領が事故直後、マレーシア航空機撃墜は親露派反政府組織が係る地対空ミサイル発射が原因とほぼ断定している。

今回明らかになったFDR解析結果は改めて、地対空ミサイルの発射、命中を裏付けた訳だが、今後同ミサイルがロシアが開発したSS11『プーク』と決めつける証拠が待たれる。残骸から硝煙痕を回収できれば、材料分析で識別可能だ。

発射地点の特定、撃墜事件の現場付近での親露派反政府組織の交信等、ペンタゴンは多数の未公開情報を保持していると見られる。

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[(Honeywell)FDRが暴くマレーシア航空機撃墜の真相]