2015-10-05(平成27年) 松尾芳郎
ドローンと言えば、偵察や犯罪捜査など写真撮影に使われることが多いが、ここに紹介するドローンは打楽器演奏を見事にこなしている。
これを作ったKMEL Robotics社は、2011年にペンシルベニア大学修士課程終了の2人がフィラデルフィア(Philadelphia)で創立した企業で、複数の超小型多ローター・ドローンを使い高機能の連携飛行をする技術が特色だ。
ご覧に入れる動画は「Flying Robot Rockstars」と呼ぶ、ロッキード・マーチン社とインテル社の協力で作成したもの。数機の超小型5ローター・ヘリがお互い連携しながら音楽を奏でる様子を示している。
KMEL社の技術は国防先端研究計画局(DARPA=Defense Advances Research Projects Agency)の目に止まり、昨年末「大きさ28cm以上で飛行速度20m/秒、不特定室内を自律飛行できるドローン」の注文を受け、この5月に納入した。
今年2月には、KMEL robotics社は、サンデイゴ(San-Diego, Calif.)のクアルコム(Qualcomm Technologies)社に吸収され、今ではそこで次世代の飛行ロボットの開発に取り組んでいる。
次のどちらかをタップして動画を見られたい。
http-//biertijd.com/medi#269B91 または
-以上-