トランプ大統領、国防費増額を議会に提案

米国軍事費2015

ドナルド・トランプ大統領が国防費を前オバマ政権の提示額対比で540億ドル、すなわち3%、増額するよう議会に提案した。これに対し、議会から非軍事費枠の削減に繋がるとして大きな反対がでているが、一方国防費増額を求める議員からは増額幅が少なすぎる、との非難の声が上がっている。

中国軍機と艦艇、最大規模で沖縄列島から太平洋に進出、反転

3月2日y-8

統合幕僚監部によれば、2日午前から午後にかけて中国軍機合計13機が東シナ海から沖縄本島と宮古島の間の上空を通過、太平洋に進出、その後反転し引き返した。那覇基地の航空自衛隊戦闘機が緊急発進し、領空侵犯に備えた。同日宮古島近くの太平洋上で中国海軍のミサイル駆逐艦、フリゲートなど3隻が演習を行った。

 「ポスト・トゥルース」を野放しにするな

新聞やテレビの調査報道など真実の追及が大きく評価されてきたアメリカで「うそ」が世論を形成し、政治を動かしている。信じられない事態だが、その元凶は米大統領選に当選したトランプ氏の言動にある。昨年11月、世界最大の英語辞典を発行するイギリスのオックスフォード大学出版局もこの事態をとらえて2016年を象徴する言葉に「ポスト・トゥルース」(Post Truth) を選んだと発表した。「真実が終わった後」…。事実や真実ではなく、感情や個人的な信条で世論が作られるという意味である。

超低温の恒星「トラピストー1」と地球に似たその惑星群

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太陽から比較的近い39.5光年の距離で、水瓶座(Aquarious)にある超低温の恒星「トラピストー1」(Trappist-1) と、その惑星7個が発見された。いずれも岩石質で、水が存在し大気があるらしい。そしてその内3個は生命存在可能範囲(habitable zone) にあると信じられている。

F-35戦闘機“Red Flag”演習に初参加、期待通りの成果を達成

Hill fighter wings first to bring F-35A to Red Flag

今年は”RED FLAG 17-1”として1月23日-2月10日の3週間実施された。今回は、これまでにない規模の、対空ミサイル(SAM)、レーダー妨害装置、多数の敵空軍機「赤 (Red Force)」が準備され、友軍「青 (Blue Force)」パイロットに大きな負荷が加わるように設定された。

「クラトス」社開発の無人攻撃機、2018年完成を目指す

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「クラトス」社は、射撃訓練用の無人標的機を国防総省に納めているが、最近は無人攻撃機「XQ-222」の開発に取組んでいる。無人攻撃機は有人機に比べ格段に安くでき、国防総省のデジタル時代の核心技術“第3の戦略手段 (Third Offset Strategy)” の考えに沿った装備といえる。