石牟礼道子さんの言葉にジャーナリスト魂を揺さぶられる

苦海浄土

 石牟礼道子さんが亡くなった。水俣病の患者を描いた著書『苦海浄土』はあまりにも有名で、いまさらこの私が何を語ろうが、稚拙な話になってしまうことは間違いない。しかしこれだけは触れておきたい。『苦海浄土』の中の一文が、私(木村良一)の心中に大きなうねりを立ち上げて止まないという事実である。

ロシア空軍戦略爆撃機2機が我国の太平洋岸沿岸の全域を往復飛行

Tu-95写真

防衛省統合幕僚監部(平成30-02-20)によれば、同日ロシア空軍のTu-95型戦略爆撃機2機が我国北方領土の国後島・択捉島間を通過南下し、本州太平洋側の我国防空識別圏(ADIZ)内を侵犯飛行した。2機は南下を続け伊豆諸島の御蔵島と八丈島の間を北西から南東に向け通過してからさらに足を伸ばし、南大東島の南方沖を周回してから北東に変針した。そして沖縄列島東岸沖から本州南岸を北東に進み往路とほぼ同じ経路を飛行、北海道北部周囲を飛んだ後シベリヤ方面に立ち去った。

三菱MRJの最新情報、性能はスペック値を超えそう

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開発が遅れている三菱MRJだが、性能は予想よりも良くなりそうだ。空力設計とエンジン性能が予想通りで、今後の細部の改良でさらに良くなる見込みと云う。

2月6日から11日の間シンガポールで開かれた航空ショーで三菱航空機福原営業本部副本部長が記者会見で語った内容を、近着のAviation Week誌 電子版 が、2018-02-13付けで報じた。その内容を中心にして紹介する。

スペースX社、惑星間輸送機 ”BFR” の開発を加速

Falcon系列

今年(2018)春にはファルコン9型ロケットの最終の生産機が完成し、12月には同社が開発する最初の有人宇宙船ドラゴン(Dragon crew capsule)の試験が予定されている。その先を見据え、マスク社長は、ファルコン9やファルコン・ヘビーの後継機、”BFR”と呼ぶ「惑星間輸送システム」の開発を急ぐよう社内に指示を出した。