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「あおり運転」事件、社会の不寛容性を示している

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本稿は木村良一氏の寄稿です。8月18日、傷害容疑で指名手配中の容疑者が逮捕された。茨城県守谷市の常磐道で10日、高級外車BMWに乗って数キロにわたってあおり運転を行い、相手の車を停止させ運転の男性に暴行を加えたという疑いだ。容疑者は「前を走る車が遅く、妨害されたと感じた」と云うが、殴られた方は「普通に運転していた」と話している。容疑者は気持ちに余裕がなく寛容性に欠ける、としか言いようがない。