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続・透析中止問題「福生病院」は心のケアを行っていたのか

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本稿は木村良一氏の寄稿です。前回人工透析を中止して患者を死に至らしめた公立福生病院(東京都福生市)を追及したが、今回はその続報。前回後半でこう指摘した。「透析治療は精神的にも肉体的にも負担が大きい。だが透析を止めると、死が訪れる。透析患者は精神的に追い詰められる。判断が二転三転することは珍しくない。(公立福生病院で亡くなった)44歳の女性患者も、精神的に不安定になっていたという」

「透析中止」福生病院の判断に間違いはなかったのか

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本稿は木村良一氏の寄稿です。公立福生病院で昨年8月、腎臓病を患っていた44歳の女性患者の人工透析治療が中止され、1週間後に死亡した。病院側は「医師が女性の話を聞いたうえで中止を決めた」と説明しているが、東京都が医療法に基づいて立ち入り検査に乗り出し、日本透析医学会も調査に入った。