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世界が裁く東京裁判。極東国際軍事裁判(東京裁判)は「核の威力に勝利した勝者が、敗者を裁く」茶番劇にすぎなかった。

《教科書で教えたい近現代史(その8)》
本稿は鳥居徹夫氏による論考である。「東京裁判は正義ではなく、明らかなリンチだ。私たちアメリカがどうして日本を罰する事ができるのか? 私は理解できない」(H・ミアーズ女史)
かつて民主党代表であり内閣総理大臣であった野田佳彦氏は、平成17(2005)年10月17日に「戦犯に対する認識と内閣総理大臣の靖国神社参拝に関する質問主意書」を提出し、次のように指摘した。
(1) 極東国際軍事裁判に言及したサンフランシスコ講和条約第11条ならびに、それに基づく衆参合わせ4回におよぶ国会決議と関係諸国の対応によって、A級・B級・C級すべての「戦犯」の名誉は法的に回復されている。「A級戦犯」と呼ばれた人たちは戦争犯罪人ではない。
(2) 極東国際軍事裁判で「A級戦犯」として裁かれた人々に関して、その人々の法的地位を誤認し、また社会的誤解を放置しているとすれば、それは「A級戦犯」とされた人々の人権侵害であり、内閣総理大臣の靖国神社参拝への合理的な判断を妨げるものとなる。
自民党の政治家までが、A級戦犯を靖国神社に祀ってあるから公式参拝反対などと言っている。東京裁判は国際法違反の野蛮な復讐劇であった。弱肉強食の国際社会を肯定する「帝国主義」にほかならない。

イスラム教徒が靖国神社で英霊に ‼   「怪傑ハリマオ」のモデル=谷豊

《教科書で教えたい近現代史(その1)》
本稿は鳥居徹夫氏による関係図書からの紹介である。昭和35(1960)年頃に『快傑ハリマオ』というテレビ映画が放映され人気を博した。ハリマオはマレー語で「虎」を意味するという。このテレビ映画は、大東亜戦争の前後にマレー半島で日本軍に協力したマレーの虎、谷 豊(たに・ゆたか)をモデルにしたという。テレビの舞台はインドネシアになっていたが、史実はマレーである。
 アジア地域の人々は、欧州諸国の植民地支配と、華僑の経済支配に苦しめられていた。ハリマオ=谷豊は、敢然として反英活動に邁進する。谷豊は、日本軍に協力しアジアの解放に大きな功績を残した。そして31歳でマラリアに倒れ、英霊として靖国神社に祀られた。