露,初の本格ステルス戦闘機『T-50』が2016年に実戦配備


ー原型機4機体制で開発、着実に進展。ライバル米空軍『F-22(ラプター)』に勝るかー

露空軍初の本格ステルス戦闘機『T-50』PAK  FAの開発が着実に進展している。プーチン大統領は”強いロシア復活”の象徴として同型機の実戦配備2016年に設定した。原型機はすでに4機体制となり、今秋中に1機が露空軍に引き渡しの予定だ。長距離テスト飛行(約7,000キロ。復路を含め2度,給油着陸)も順調にこなした。

設計開発を担当するスーホイ社によると「T-50」はロシア空軍の中核となる多目的戦闘機で、ステルス技術を採用、新設計のFLY -BY-WIREシステムで極めて勝れた運動性を備え、火器管制用に最新のAESAレーダーを搭載、空中給油装置を有し、超音速巡航も可能、と云う。

豪州の著名な航空エンジニア、カルロ・コップ博士も『T-50 PAK FAはライバル米空軍のF-22″ラプター”にひけを取らぬ』と評価を見直した。この8月27日にモスクワ郊外のジューコフスキー飛行場で始まる『MAKSー2013』(2年ごとのモスクワ航空ショー)でさらに磨いた飛行性能を披瀝するだろう。

前回の同航空ショーで見せたT-50のスペクタクル飛行をYOUTUBEから紹介する。

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