日本市場で5割のシェア獲得目指す。エアバス向こう20~25年の戦略目標示す


ーファブリス・ブレジュエCEO兼社長がボーイングとの売り込み競争で強気の見通しー

2013-10-21       小河正義

エアバスが日本市場での将来のシェア獲得目標でボーイングと対等の地位を目指している事が明らかになった。日経新聞主催の『第15回世界経済人会議』の講演で表明したと有力経済メディア、『ブルンバーグ』が報じた。それによると、20~25年後にはエアバスのマーケット・シェア(市場占有率)を5割に引き上げる戦略目標を示した。ボーイングに対抗して現在10億ドルの日本の航空産業からの部品調達額を今後増大させるという。三菱、川重、富士重の三重工と長年強力なサプライ・チェーンを組んできたボーイングの反応が注目される。

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[日本市場でのシェア5割獲得の戦略目標を掲げたエアバス、ファブリス・ブレジュエCEO兼社長。写真提供:エアバス]

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[(AIRBUS)日航のロゴマークが映えるエアバスA350XWB型機]

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[(AIRBUS)宿願を果たした エアバスのA350XWB型機売り込み成功]