韓国軍、日本領竹島で外国人上陸阻止の軍事訓練


ー厳重抗議で対応する”遠吠え外交”をやめ、安倍政権は制裁を伴う行動に転換せよー

2013-10-25    小河正義

日本海の島根県・竹島で韓国軍、海洋警察庁が合同で10月25日午前、外国人上陸を阻止する軍事訓練を強行した。韓国国防部が公表、NHK、産経等日本の有力メディアが報じた。この軍事訓練に参加したのは韓国海軍の第一艦隊所属、駆逐艦『広開土大王』や護衛艦、掃海艦など5隻と海洋警察庁の警備艦1隻。更に海軍特殊戦旅団(UDT)もヘリコプターを伴って加わった。韓国空軍のF16戦闘爆撃機も参加した。

訓練の想定は日本の右翼過激勢力の竹島上陸阻止活動だったという。この日は、韓国側が竹島を自国領土と主張する『ドクトの日』。日本の外務省が竹島の動画を流したことに硬化、非公開の軍事訓練を発表したという。

菅義偉(すが・よしひで)官房長官は韓国側の今回の行動は受け入れがたいと述べ、外務省を通じ厳重抗議したと明らかにした。しかし、こうした日本の対応はソウルからすれば”犬の遠吠え”にしか映らない。この辺りで竹島不法占拠に外交戦略を制裁を伴うものに替えるべきだ。

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