エアバス、次世代省エネ広胴型機A350XWB、シンガポール航空ショーで一般公開


2014年1月24日  ジョン・ボスニッチ(ベオグラード)

エアバスは1月23日、次世代省エネ広胴型機A350XWB機を、来月開催するシンガポール航空ショーに参加させ、デモ飛行を実施すると公表した。同型機の一般公開はこれが初めて。2014年中の航空会社への第一号機、引き渡しが順調に進んでいる事を示す。

シンガポール航空ショーに派遣する機体は一連のテスト飛行に投入している機体のうち3号機目に当たるMSN003機。2月11日~12日の2日間、航空ショーに留まる。両日ともデモ飛行を予定している。エアバスによると、A350XWB型機の発注機数は39社から812機。胴体を延長したB787-9『ドリームライナー』を加え、ライバル、エアバスの引き離しに懸命のボーイングと今年は販売競争が激化する。

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[(AIRBUS)シンガポール航空ショーで初の一般公開予定のエアバスA350XWB型機]