ブルーインパルスの所属機空中接触事故で原因究明に調査官、20人投入


2014年1月31日  小河正義

ブルーインパルスの所属機T4、2機が訓練飛行中、空中接触事故を起こした問題で、小野寺防衛相は1月31日の定例記者会見で事故原因究明のため20人の調査官を投入した事を明らかにした。同相はブルーインパルスは『日頃からかなり激しい訓練を行なう部隊』と同部隊が事故と背中合わせの厳しい環境に置かれている事を指摘。とは言うもの『如何なる訓練でも事故はあってはならない』と隊員を戒めた。事故原因究明のため、現地、松島基地に20人の事故調査専門家をすでに送ったという。今後、事故発生当時の状況を訓練に参加していたパイロットからも聴取。空中接触し帰還した2機の機体の破損状況の検証等を通じ今後の対応策を決める考え。

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[(航空自衛隊)ブルーインパルスが使用する国産ジェット練習機、T-4型機]