旧ソ連製小型輸送機墜落で11人全員死亡。チュニジア


2014年2月24日        ジョン・ボスニッチ(ベオグラード)

チュニジア北東部で2月21日未明、旧ソ連製小型輸送機が墜落、搭乗していた11人全員が死亡した。複数のメディアが伝えた。犠牲者の中にはイスラム武装勢力の最高幹部もいたという。

事故発生時刻は現地時間の2月21日午前1時半頃。墜落したのはリビヤ貨物航空(LIBYAN AIR CARGO)所属の双発ターボプロップ機、アントノフAn-26型。医療救援活動の任務中で3人の医療専門家、患者2人に加え乗員6人の合計11人が搭乗していた。機体は尾翼部分を残して炎上した模様で、11人全員が犠牲となった。

事故機はチュニジアの首都、チュニス-カルサージ空港へ飛行中で、空港の手前33㌔付近のグロムバリアが事故現場。墜落直前、管制塔にパイロットからエンジン故障を伝える緊急連絡があったと言う。

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[(ANTONOV)アントノフAn-26双発ターボプロップ小型輸送機]