日本の情報収集衛星が遭難が確定したマレーシア航空、B777型機の残骸と酷似した浮遊物、10個を撮影(No22)


2014年3月27日(JST.22:45)                     小河正義

239人の乗客乗員を乗せ行方不明のマレーシア航空、B777型機の遭難が確定したが、該当海域付近で日本の情報収集衛星が約10個の浮遊物を確認した。機体部品に酷似しているという。内閣情報調査室が3月27日、発表した。マレーシア政府にも既に通報済み。

発表によると発見したのは3月26日、昼。豪州西部の捜索根拠地、パースの南西沖約2,500㌔付近の南インド洋上。

発見した浮遊物は最大で8×4㍍の長方形。該当海域では浮遊物発見が相次いで報告されており、発生からの時間の経過、浮遊物の形状からマレーシア航空、B777-200ER型機の機体の一部との関連が一層濃厚だ。日本が情報収集衛星で関連浮遊物を突き止めたのは今回が初めて。