2014年4月6日(JST.15:50) John Bosnitch & Aaron Terruli 239人が搭乗したまま行方不明が続く、マレーシア航空、B777-200型機の想定遭難現場では4月6日も多数の航空機と船舶が機体残骸の発見に全神経を集中している。中国の新華社通信は前日、37.5㌔ヘルツの発信音を捜索活動に参加中の『海巡01』(5,418㌧)が捕捉、発信地点を明らかにした。『ブラックボックス』指定された周波数だが、遭難機との関連性については現時点で確認には至っていない。しかし発信用の電源は30日が有効期間でそれを過ぎると『ブラックボックス』発見は絶望的。米海軍の特別支援で豪州、英両国の海洋観測艦が深海の音波を探知する『ピン・ロケーター』を船尾から曳航して聞き耳を立てているが芳しい情報は届いていない。 新華社が伝えるところでは”ブラックボックス”の位置を知らせる37.5㌔ヘルツと同一の発信音は南緯25度、東経101度付近。中国が遭難想定海域に派遣中の艦船のうち『海巡01』のソナー(水中聴音器)が捉えたという。同一の情報は他の艦船等から豪州西部のパースにある合同捜索本部には寄せられていない。もし発信音の確認がとれれば『、ブラックボックス』の捜索は大詰めを迎えるのだが———-。 [(BEA事故報告書)37.5㌔ヘルツの音波信号を1ヶ月発信する”ブラック・ボックス”]