ボーイング、B787-9シリーズ第一号機(ニュージーランド航空向け)の機体塗装終了


ANZ in paint Hangar before rollout

[(Boeing)ボーイング、エバレット工場のペイント・ハンガーで機体の塗装を終了したB787-9シリーズ第一号機(ニュージーランド航空向け)]

2014年4月6日(JST.15:40)            Aaron Terruli

ボーイングは4月5日、ニュージーランド航空向けのB787-9シリーズ、第一号機の機体外部塗装を初公開した。同機はB787『ドリームライナー』派生型機の第一弾。ライバルのエアバスが就航を急ぐA350XWB型機の挑戦を退けるため、2014年後半の就航時期を変更出来ない。

ニュージーランド航空がB787-9就航を機に採用した機体塗装のニュールックは黒を基調にアイコンのシダをあしらっている。

同航空はB787-9型機を10機発注。-9シリーズの採用の先頭を切った。-9の最大の特徴は胴体を6㍍延伸した点。乗客数も40人増加、同時に航続距離が555㌔伸びる。運航経費を一層節約した機体になる。ボーイングによると-9シリーズの確定発注機数は現在、405機。B787型機の注文の39%を占める。