月別: 2014年4月

NASA、地球サイズの“生命存在の可能性ある星“を初めて発見

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NASAが今月(2014-04-17)に発表したところによると、NASAのケプラー宇宙望遠鏡を使い恒星周辺の惑星の探索中に、初めて地球サイズの“生命存在の可能性ある星”(Habitable Zone)を発見した。この惑星は”ケプラー186f”と名付けられ、銀河系恒星の70%を占めるごく普通の赤色矮星(M dwarf)を主星とし、その回りを周回している。

スエーデンの4+世代多目的戦闘機「JAS-39Eグリペン」、採用相次ぐ

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1979年にスエーデンは、同国の主力戦闘機サーブ35ドラケンおよび同37ビゲンの後継としてJAS 39グリペン(Gripen)の開発を決めた。これをベースに、エンジンをGE製に、レーダーをAESA型に換装、内部燃料タンクを40%増量したのが、開発中の「JAS-39E/Fグリペン」である。すでにブラジル、およびスイスからの受注に目処がついている。

露海軍、新型戦略弾道ミサイル装備の最新原潜で今年から実戦パトロール

2014年4月17日(JST.08:30)                John Bosnitch

露海軍が、弾道ミサイル(SLBM)搭載の最新型原潜で、今年から本格的な哨戒活動に入る。潜水艦隊司令官アレクサンドル・モイセーエフ海軍少将の発言としてノーボスチ通信が報じた。実戦化に苦しんだ搭載弾道ミサイル、『ブラバ』の技術的な障害解決に目処が立ったと欧米の潜水艦専門家は見る。

実戦パトロールに投入されるのは『ボーレイ』級SLBM原潜(潜航時の排水量24,000㌧)。米海軍、核戦力の中核、トライデントSLBM『ネブラスカ』(17,033㌧)のライバル艦。16基の新型SLBM『ブラバ』を艦首後方に格納。水中速度29ノット、最大潜航深度450㍍、静粛性が格段に進歩し、欧米の攻撃潜水艦の手強い相手になりそう。

核戦力の近代化を急ぐプーチン政権は『ボーレイ』級増強に意欲的で一番艦の『ドルゴルスキー』、次いで『アレクサンドル・ネフスキー』が就役済み。3番艦の『モノマーク』が公式テストで性能チェックを受けている。北極圏の原潜建造コンプレックス、『セブマッシュ造船所』が建造を担当している。

『ブラバ』は固体燃料三段式の最新型、SLBMで実戦配備テストで発射実験段階で失敗事故が続いていた。

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[(Sevmash)露原潜の建造拠点セブマシュ造船所で建造中の”ボーレイ”級、SLBM原潜]

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[(Sevmash)セブマシュ造船所全景]

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[(Sevmash)試験航海へ出航する”ボーレイ級SLBM原潜」