航空自衛隊F15『イーグル』戦闘機が東シナ海上空で中国の哨戒機を追尾。中国国防部発表。


2014年8月7日(JST. 19:20)                         John Bosnitch

中国の哨戒機が東シナ海上空で、航空自衛隊のF15『イーグル』戦闘機の追尾を2度受けたと、中国国防部が8月7日、公表した。日本側が、この問題で発表、コメントは現時点では無い。  それによると、航空自衛隊機の中国機追尾が発生したのは、8月6日。中国が設定した防空識別圏(ADIZ)内の東シナ海上空。複数の自衛隊機が圏内に侵入。偵察行動をしていたという。中国側の哨戒機に対し、F15『イーグル』戦闘機が2度、接近を試みた。中国側は之に対し適切に反応したとしている。

『北京の権力中枢部では、最近迄、司法、公安警備の頂点に立ち、江沢民グループの最有力メンバー周永康前常務委員強制捜査で権力闘争が最終段階にある』(欧米の有力メディア 、西側情報機関)という。人民解放軍にも波及していると言われるが、自衛隊機と、中国機の接近が政争絡みで公表されたのか否か興味深い。

中国が一方的に設定した東シナ海上空を含むはADIZは実効性に乏しいとの見方が支配的だ。

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[(防衛省、航空自衛隊)中国が側が東シナ海上空のADIZ内侵入と批判したF15″イーグル”戦闘機]