中国海軍の測量艦、我国の排他的経済水域(EEZ)に侵入


2014-10-05 松尾芳郎

 

防衛省統合幕僚本部の発表(2014-09-29)によると、9月27日午後4時頃、海上自衛隊鹿屋基地第1航空群の「P-3C」哨戒機が、沖縄本島の北北西260kmの東シナ海を東に沖縄列島に近づく方向に進む中国海軍の測量艦1隻を発見した。この測量艦は海自で初めて確認した双胴船形の新造艦で「東測232」と表示されている。入手可能な最新の“中国海軍現役艦艇一覧”にも記載されていない。

測量艦東測232右

図:(海上自衛隊)航行中の右側の写真

東測232左

図:(海上自衛隊)左側の写真。停止している状態、潜水艦の潜航走行に必要な海底の地形を調査中か?

東測232後

図:(海上自衛隊)後方から写した写真、同じく停止状態。

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