月別: 2025年8月

日米英空母を含む6カ国14隻の艦隊が西太平洋上で共同訓練

8月5日、海上幕僚監部は西太平洋上で、[自由で開かれたインド太平洋]の実現に向け各国との連携を強化するため、6カ国軍と共同訓練をすると発表した。期間は8月4日〜12日。参加艦艇には、英空母「プリンス・オブ・ウエルズ(R09)」、米空母「ジョージ・ワシントン(CVN-73)」、米強襲揚陸艦「アメリカ(LHA-6)」、海自護衛艦「かが(DDH-183)、の4隻の空母型艦が参加した。
(Aug. 5th 2025, Japan’s Maritime Staff Office announced, Japan’s Naval Force will held multinational exercise with U.K., Australian, Norwegian, Spanish, and U.S. Navies, on Aug. 4~12. aiming to maintain “Free and Open Indo-Pacific ”. The drill participated by four large Carrier vessels, including “Price of Wales (R09)” of U.K., “George Washington(CVN-73)” and “America (LHA-6)” of U.S., and “Kaga (DDH-183)” of Japan.)

エウロパ・クリッパー探査機、木星の衛星エウロパを目指す

エウロパ・クリッパー (Europa Clipper) はNASAが開発した、木星を回る4個の大型衛星、ガニメデ(Ganymede)、カリスト(Callisto)、イオ(Io)、エウロパ(Europa)、のうち、エウロパの探査をする探査機である。
(Europa Clipper’s main science goal is to fined whether there are places could support life underneath the surface of icy moon, Europa. The gas giant Jupiter has four largest moons, Ganymede, Callisto, Io, and Europa.)

平和構築と戦争抑止 ‼ 防衛力と反撃力の認識を

「弱ければ必ず侵略を誘い、無力であれば、結局は自国の政策を放棄させられる」「力がなければ、もっと崇高な目的でさえ、他国の独善行為によって、押しつぶされてしまう危険があることは、事実なのである。
故キッシンジャー博士は、このように記した。
「弱い日本は狙われている」。
「軍事力・国力を伴わない外交は無力」「力の均衡こそが、平和の前提条件をなしてきた」ことが国際社会の冷厳な事実なのである。

参院選―自公与党は衆参で過半数割れ ‼  大衆蔑視、労組軽視の既成政党

7月3日告示、7月20日投票の第27回参院選は、改選124に欠員1を加えた125議席。与党は自民党が改選数を13下回る39議席、公明党が8議席の計47議席で、非改選の75議席をあわせても過半数の125議席に届かなかった。
自民党の石破茂総裁は非改選を含む与党の過半数維持を「必達目標」と位置づけた。与党には計75人の非改選議員がいるため、自民・公明で50議席を獲得すれば過半数に届くことになる。ただでさえ到達可能な低い目標とされたが、それすらも達しなかった。
参政党は、「日本人ファースト」をスローガンとし14議席に。比例は7議席をとり、選挙区も主要な都府県など複数区で7議席を獲得した。
参院選の焦点は、当初は物価高対策や、現金給付か減税か、であったが、公示後の争点は「減税と外国人問題」となった。

昭和史に埋もれた「通州事件」など

4年前の8月6日「Newsweek」電子版(日本語)に、
「通州事件、尖閣諸島戦時遭難事件、、、昭和史に埋もれていた“事件”に光を当てる」
というタイトルの記事が掲載された。これを殆どそのままここに再録する。「正しい日本史」を認識する一助になれば幸いである。(読みやすくするため段落等を挿入した)

令和7年7月、我国周辺での中露軍活動と我国/同盟諸国の対応

令和7年7月、我が国および台湾周辺における中露軍の活動は高い水準のまま。中国軍はこれに対し我国および同盟諸国は、警戒を緩めることなく抑止力強化に努めている。
(China’s PLA and Russian Forces military drill around Japan and Taiwan maintain higher level as used tobe in July 2025. Japan and allies are putting defensive move against the both nations. Following are the details of major issues.)

御巣鷹40年 ボーイングは「修理ミスの理由」を公表せよ

本稿は木村良一氏の寄稿です。今月8月12日に日航ジャンボ機墜落事故は発生から40年の節目を迎える。しかし、長い歳月が流れても解決されない問題がある。「事故調の過ち」と「陰謀論・撃墜説の正体」は6月号、7月号で述べたので、今回はボーイング社が明らかにしない「修理ミスの理由」について書こう。