Author Archive for 松尾 芳郎

ミャンマーに民主主義を取り戻し、中国・習近平政権の覇権主義を封じ込めろ

本稿は木村良一氏の寄稿です。旧ビルマのミャンマーで軍事クーデターが起きてから7カ月が経過した。2月1日、ミャンマー国軍はクーデターによって全権を掌握し、国営テレビを通じて非常事態宣言を発令するとともに、民主化を進めてきたアウン・サン・スー・チー氏(76)ら国民民主連盟(NLD)幹部の身柄を拘束した。スー・チー氏は国軍がでっち上げた複数の罪で裁判にかけられている。

令和3年8月、我国周辺における中露両軍の活動と我国/同盟諸国の対応

令和3年8月、我国周辺における中露両軍の活動と、我国および同盟諸国の動きに関し、それぞれの公的部門から多くの発表があった。以下にその項目と内容を記す。注目すべきニュースは次の通り;―
① 岸防衛相「F-15J」能力向上型改修の推進を言明
② 米国主催大規模広域訓練に参加
③ 中国海軍、ミサイル駆逐艦/イージス艦の増強、著しい
④ 陸自「中SAM」、空自「PAC2」共同実弾射撃訓練を実施
⑤ 日米豪印4か国海軍共同訓練を実施
(The military threats by Russo-Chinese Forces around Japan and Taiwan were reported as active. Following eight were noteworthy;-
1) F-15J upgrade program proceeds as planned adding missile-carrier capability, Defense Minister N. Kishi. Said.
2) Japan’s Self Defense Forces join the Large-Scale-Global Exercise 2021 (LSGE 2021) with U.S., UK, and Australian Forces, held on Western Pacific.
3) Chinese Navy increases rapidly the number of its Missile Destroyer, far exceeding Japan and allied forces.)

JAXAの火星衛星探査計画(MMX) 、フォボスの砂を採取、2029年に地球に帰還

JAXA(宇宙航空技術開発機構)が進めている「火星衛星探査計画/MMX (Martian Moons eXploration)」は極めて独創的!と評価が高い。「MMX」ミッションは火星とその衛星「フォボス(Phobos)」と「ダイノス(Deinos)」に接近・探査するのが目的だが、その際「フォボス」に接近してローバー(復路モジュール)とランダー(探査モジュール)を接合して着地、土壌サンプルを採取、カプセルに収納し2029年に地球に持ち帰る予定である。(Japan’s JAXA is accelerating its Martian Moons Exploration (MMX) mission, which is highly assessed its ingenuity by other nations. In addition to its main mission for visiting Mars’ moon Phobos and Deinos, the spacecraft will deploy orbitor/lander to Phobos. The MMX’s orbiter will also have a sample return capsule, bringing a sample of Phobos back to Earth by 2029.)

ボーイング、787組立工程で前部胴体に新たな不具合を発見、5月から引渡しを中断

7月12日米連邦航空局/FAAは、「引渡し待ちのボーイング787機に製造品質上の問題が発見されたので、顧客への納入はその修復後に認可する」と発表した。FAAによると引渡し待ちの787数機の機首付近の胴体継ぎ目で問題が発見された。
(The FAA said late on July 12 Monday that several undelivered 787 have a new manufacturing quality issue around its nose section, that will be fixed before the plane delivered by Boeing.)

スペースX、スーパーヘビーにスターシップを取付け、世界最大のロケットが姿を現す

テキサス州ボカチカ・ビーチの発射場に世界最大のロケットが姿を現した。超大型クレーンでスターシップ宇宙機を吊り上げて、29台のラプター・エンジン付きスーパーヘビー・ブースターの先端に仮取付けされた。これで高さ120 m に達する世界最大のロケットが出現した。(The tallest rocket ever build is now standing on the launch pad in SpaceX’s Space Facility, Boca Chica, Texas. On August 6th morning, using a crane to attach the Starship to the Super Heavy Booster, with 29 newly installed Raptor engines. The two together stand roughly 120 meters high.)

ベル、ジェット機並みの高速で飛行する垂直離着陸機(VTOL)構想を発表

テキストロン社(Textron Inc.)の傘下企業、ベル・テキストロンは、8月2日に軍用の次世代型革新技術航空機「高速垂直離着陸機(HSVTOL)」の構想を発表した。これは、ヘリコプターと同じホバリング性能を持ち、同時に戦闘機並みの速度、航続距離、生残性を備える。
(Bell Textron Inc announced, August 2nd, the unveiling of design concepts for new aircraft systems for military use, which would use Bell’s High-Speed Vertical Take-off and Landing (HSVTOL) technology. The technology blended in the hover capability of a helicopter, with the speed, range and survivability of a fighter.)

中国・習近平政権の乱暴な振る舞いは百歩譲っても許せない

本稿は木村良一氏の寄稿です。8年前の「メッセージ@pen」(2013年8月号)で、「ジャーナリストにはことあるごとに思い出し、記憶にとどめる努力を怠ってはならない取材対象がある」と生意気に書き出したことがあった。ライフワークの移植医療の問題を取り上げた記事だったが、今回の原稿も8年前と同じような思いが沸き上がり、書こうと決めた。

ここ数年の中国の乱暴な振る舞いである。百歩譲ったとしても許せない。私の専門分野ではないが、ジャーナリストとしてどうしても主張しておきたいと思った。

令和3年7月、我国周辺における中露両軍の活動と我国/同盟諸国の対応

令和3年7月、我国周辺における中露両軍の活動と、我国および同盟諸国の動きに関し、それぞれの公的部門から多くの発表があった。以下にその項目と内容を紹介する。注目すべきニュースは次の通り;―

(The military threats by Russo-Chinese Forces around Japan and Taiwan were reported as active. Following eight were noteworthy;-1) UK Aircraft Carrier Strike Force conduct maritime exercise with Japanese at gulf of Aden. 2)Russian Pacific Fleet returned home port after exercise nearby Hawaii. 3) Japan’s 1st Airborne Brigade troop conducts direct flight to Gum and paratroop exercise. 4) Japan’s Maritime Force join the Pacific Vanguard 21 multi-national exercise at Eastern Sea of Australia. 5) Japan’s Navy participate the multi-national Exercise Talisman Saber 21 around Eastern Sea of Australia. 6 ) Helicopter Carrier “Kaga DDH 184” and other vessels will visit Indo-Pacific Nations in August. And others.)

「前門の野党、後門の財務省」の自民党、求められる積極財政

本稿は、鳥居徹夫氏の寄稿である。菅政権は窮乏する国民生活を軽視し、いまや「財務省のために働く内閣」となっていると言っても過言ではない。

日本経済は、デフレから脱却できていない。コロナ禍では、現金給付はもとより公共投資など財政支出を拡大し、市場にお金を流すことである。

昨年2020年春に当時の安倍政権が一人あたり一律10万円の給付を行ったが、今年2021年度は一律給付を求める目立った動きはない。

米国のバイデン大統領は、コロナ対策とし日本円で200兆円を計上し、すでに議会で法律が成立した。所得制限はあるにしても、そこには1人約15万円の現金給付を実施することも含まれていた。

そもそも現行の事業者や生活困窮者を対象とする対応では、どのように判断するのか、審査の基準は何なのか、不公平が生じないか、などの問題点もある。しかも申請者のみが対象となる。

立憲民主党なども、財務省に迎合して財政規律を強調している。与野党とも、財務省の財政緊縮路線を攻撃しない。野党と財務省の思考は同じで、むしろ財務省の別動隊の役割を果たしている。

必要なことは、財務省のインチキ財政危機の主張を押し切り、積極的な財政出動を展開することである。

CFM、次世代機向けに革新的な “オープン・ファン”エンジン構想を発表

CFM Internationalの折半出資企業「GEエビエーション(GE Aviation)」とフランスの「サフラン(Safran)」は、野心的な技術を投入し燃費を大幅に改善した「オープン・ファン」(ダクトなし)の次世代型エンジンを開発し2035年中頃に完成、就航させたいと発表した。

(CFM International joint venture partners GE Aviation and Safran of France have launched an aggressive technology development program to pave the way for a new generation of fuel efficient unducted /open fan engines to enter service around mid-2030s.)